可視光線透過率
レンズの外側から内側に通過する可視光線の割合で、
レンズの明るさを示します。
レンズの外側に照射される可視光線の量を100として、
レンズを通過して内側に到達する量がどれぐらいかという比率。
数値が高ければレンズを通した視界は明るく、
低ければ視界は暗くなります。レンズ色の濃淡を表す数値であり、
使用するシーンに応じたレンズを選択するための目安となります。
レンズのカラーによって明るさの感じ方は変わりますので、
一概には言えませんが、
強い晴天時であれば15%前後、曇りであれば45%以上が適しています。
紫外線は
皮膚だけでなく眼にも大きなダメージを与えます。
長時間、強い日差しの下で眼をさらすと、
角膜上皮を破壊し激痛をともなう炎症を引き起こすだけでなく、
眼の障害の一因にもなると指摘されています。
紫外線は散乱光
太陽から直接地上に達する直射光に対して、
光が空気分子などにあたって進行方向が変化し地上に達する光のことを散乱光といいます。
紫外線は散乱光の割合が多く、
様々な方向から降り注ぐので、
日陰にいても眼に感じる以上に紫外線を浴びることになります。
紫外線の種類
紫外線は波長の長さによって
UV-A、UV-B、UV-Cの3種類に
分類されますが、そのうち地上にまで届くのはUV-AとUV-Bです。
より危険性の高いUV-Bは
、大部分が角膜や水晶体といった眼の前面で吸収されて、その組織に障害を及ぼします。
またUV-Aは眼の深くまで浸透し、長時間浴びた場合の健康被害が懸念されています。
年間を通して地表に到達する量が多いのもUV-Aの特徴です。
例えば
UVカット機能の無いサングラスを
使用した場合
眼に入る光の強さは
少なくなりますが
その為 瞳孔は開いてしまい
むしろ 紫外線は
多く入って来ます
ゴーグルやサングラスを
選ばれる時、
ファッション性は
勿論ですが 紫外線や衝撃から
眼を守るプロテクターとしての
役割が高いので
その点も選ぶ基準の中に
入れてもらえればと思います